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まちかどネットワーク
2023年03月05日掲載
踊ってちょう
富士市民音頭
富士ばやし

-画像あり-
(画像説明)初版のレコード(上段)、8センチCD(下段右)、昨年再レコーディングされたCD(下段左)

富士市民音頭「富士ばやし」は昭和51年、市制10周年を記念し、富士まつりをさらに盛り上げるために制作されました。当時、市民の皆さんが歌って踊って楽しめる音頭を作るため、富士市民音頭選定調査委員会で検討を重ね、作詞・作曲それぞれを専門家に依頼。また、歌を著名な演歌歌手の都はるみさんが歌ったことが、当時話題を呼びました。歌詞には「富士山」や「お茶」、「みかん」などが登場し、富士市の自然と特徴が盛り込まれています。「富士ばやし」発表以来、富士まつりだけでなく地域の祭りにも浸透し、多くの市民に親しまれてきました。
この「富士ばやし」が昨年、全国の民踊指導者が組織し、伝承民踊の普及活動に取り組んでいる全日本民踊指導者連盟が選ぶ「たのしい民踊」に登録されました。また、昨年11月に熱海市で行われた全国の民踊指導者の講習会「第57回全国民踊指導者研究集会」の課題曲にも選ばれ、46年ぶりに再レコーディングも行われました。現在、全国の民踊愛好家の間で注目を集めています。
「たのしい民踊」への登録活動や全国の講習会で指導を行ったのが、市内の愛好家グループ「富士市民踊会」です。会長の伊藤芳子さんは、登録を受けたことに対し、「5年間申請し続けて、ようやく後世に残すことができる“伝承民踊”に選ばれたと感じています。長い間踊ってきた富士ばやしが全国にお披露目になったことは本当にうれしく、富士市民の誇りだと思います」と喜びを語ります。また、再レコーディングや講習会について「富士市独特の“?てちょう”のイントネーションを歌い手の方に伝えることに苦労しましたが、おおむね納得のいく仕上がりになりました。講習会でも、全国の指導者たちから“覚えやすい”、“富士市の情景が目に浮かぶ”と好評でした」と笑顔で話します。
課題曲に選定されたことで、今年は、愛好家を中心に、全国各地で「富士ばやし」が踊られているそうです。
「富士ばやし」の魅力を聞くと「富士市の一日を歌っているような歌詞と振付で、踊ると一体感を味わうことができます。また、行進しながら踊れるというところもよいところですね」と話してくれました。
伊藤さんに今後について聞くと「この富士ばやしを多くの人に伝達し、継承していくことが一番大切だと思っています。年々日本民踊を踊る機会が減ってきていますが、とても簡単なので、年齢問わず楽しめます。富士ばやしは本当に踊りと歌詞がすばらしく、この歌詞のような毎日を送れる幸せを感じながら、ぜひ皆さんにも踊って楽しんでいただきたいです」と語ってくれました。
富士市民音頭「富士ばやし」を、皆さんもこの機会に踊ってみませんか。

-画像あり-
(画像説明)吉原市民会館で行われた富士ばやしの発表会(昭和51年7月)
(画像説明)富士市民踊会の伊藤さん(左)と鈴木さん
(画像説明)QRコード 富士ばやしの踊り方はこちら
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